映画に感謝を捧ぐ! 「スペース・カウボーイ」

 映画感謝人GHMです。

 今回はクリント・イーストウッド監督・主演の「スペース・カウボーイ」に

 感謝を捧げようと思います。

 

 故障した通信衛星の地球落下を食い止めるため

 宇宙へと旅立つ元パイロット・チームの姿を描いた本作は

 出演者・スタッフのエネルギーに満ちあふれた

 脅威のSF映画であります。

 ファンタジー色の強いストーリーが

 四人の主人公が発する「歴戦の勇士ならではの気迫」と

 映画的盛り上げをあえて抑制し、静かに進行していく演出によって

 「現実感のある物語」へと変わっていく姿は

 私の心に大いなる感動とエネルギーをもたらしてくれました。

 (「映画が教えてくれる「夢と希望」の尊さを

 再認識することが出来る作品であります。)

 70代にして「初のSF映画」に挑戦した監督の勇気と

 幾多の映画に挑んできた人々の「技と魂」が一体となって生み出された

 偉大なる「SF西部劇」である本作と

 生きて映画を見ることが出来る幸せに深い感謝を!!!。