映画に感謝を捧ぐ! 「張り込み(1987年版)」
映画感謝人GHMです。
今回はジョン・バダム監督の「張り込み(1987年版)」に
感謝を捧げようと思います。
脱獄犯を捕らえるため、犯人の元恋人を見張ることになった
刑事コンビの姿を描いた本作は
「工夫の大切さ」をアクション・コメディタッチで見せてくれた
作品であります。
「張り込み」という地味になりがちな状況を
「ロマンス・コメディ要素」を加えることによって
愉快痛快な物語へと変えていく姿は
私に「表面的なイメージにとらわれることの危うさ」と
「映画的味付け」の醍醐味を教えてくれました。
(前半・中盤のコミカルな雰囲気が
後半のシリアスムードを引き立てている点も
見逃せません。)
まさに「愉快痛快なる張り込み映画」であると言えるでしょう。
典型的なストーリー展開を
巧みな味付けによって魅力ある物語に変えた本作と
生きて映画を見ることが出来る幸せに深い感謝を!!!。