映画に感謝を捧ぐ! 「狼の時刻」
映画感謝人GHMです。
今回はイングマル・ベルイマン監督の「狼の時刻」に
感謝を捧げようと思います。
小島に住む画家夫婦に襲いかかる怪異を描いた本作は
映画全体を覆う「妖気」に翻弄されつつ
魅了される「奇妙な怪奇作品」であります。
登場人物の内に秘めた「狂気と妄執」を
映像化したかのような「幻想的怪異」の数々は
過激な流血・殺人シーンがもたらす恐怖とは
一線を画した「静かなる恐怖」を
私にもたらしました。
これこそ「精神的怪奇映画」と呼ぶにふさわしい
作品なのではないでしょうか。
幻想的な恐怖に満ちあふれた「時刻」を
満喫させてくれた本作と
生きて映画を見ることが出来る幸せに深い感謝を!!!。