映画に感謝を捧ぐ! 「クルーエル・インテンションズ」
映画感謝人GHMです。
今回はロジャー・カンブル監督の「クルーエル・インテンションズ」に
感謝を捧げようと思います。
コデルロス・ド・ラクロの小説「危険な関係」をもとにして作られた映画の
6作目となる本作は
アメリカ上流階級の「伝統的貴族への憧れ」を
感じさせる作品であります。
上流階級の若者たちが
豪邸に住み、貴族的な遊技や刹那的なラブ・ゲームに興じる姿は
アメリカ人の内心に(歴史・伝統)への憧れが宿っていることを
私に示してくれました。
まさに「アメリカ人の秘めたる思い」をえぐりだす
作品であると言えるのではないでしょうか。
華麗にして空虚な「現代版新興貴族」の生活を
のぞき見る快感を与えてくれた本作と
生きて映画を見ることが出来る幸せに深い感謝を!!!。