映画に感謝を捧ぐ! 「摩天楼を夢見て」

 映画感謝人GHMです。

 今回はジェームズ・フォーリー監督の「摩天楼を夢見て」に

 感謝を捧げようと思います。

 

 デヴィッド・マメットの同名戯曲を彼自身の脚色で映画化した本作は

 「言葉の闘い」に生きる男たちの愛と悲しみに

 心打たれる作品であります。

 ビジネスという名の戦場に生きる男たちが放つ

 言葉の応酬によって進行していく物語は

 私に、肉弾戦・銃撃戦に勝るとも劣らぬスリルと

 人生の苦みを知る機会を与えてくれました。

 まさに「言葉の重み」と「空間を狭めることによって広がっていく(世界)」を

 同時に知ることの出来る作品であると言えるでしょう。

 

 米国映画界において「魂の輝き」を放つ男たちによる

 「会話劇」を満喫させてくれた本作と

 生きて映画を見ることが出来る幸せに深い感謝を!!!。