映画に感謝を捧ぐ! 「最高の人生の見つけ方」

 映画感謝人GHMです。

 今回はロブ・ライナー監督の「最高の人生の見つけ方」に

 感謝を捧げようと思います。

 

 病によって余命数か月となった二人の男が

 世界をかけめぐる姿を描いた本作は

 愉快痛快にして悲しい「2000年代の童話」であります。

 難病映画でありながら「感動」や「社会的メッセージ」より

 笑いや痛快さを重んじるストーリーと

 対照的な二人の名優J・ニコルソン&M・フリーマンが織りなす掛け合いの妙が

 一つとなることによって生まれる「人生最後の旅」は

 私の心を「純度の高い感動」と「笑い」の渦に包んでくれました。

 本作こそ「血の通ったファンタジー」と呼ぶにふさわしい作品であると

 いえるでしょう。

 死の影をまといながら「悔いなき人生の終幕」を求めて旅だった

 二人の男の姿をユーモラスに描いた本作と

 生きて映画を見ることが出来る幸せに深い感謝を!!!。