映画に感謝を捧ぐ! 「クリスチナ女王」
映画感謝人GHMです。
今回はルーベン・マムーリアン監督の「クリスチナ女王」に
感謝を捧げようと思います。
生涯をもとにして描かれた本作は
メロドラマ風味で描かれた、異色の政治風刺劇であります。
「外交」という複雑な問題が私情によって動かされていく姿を
華やかな衣装と光り輝くスターによって描くという大胆な試みは
私に怪奇映画や犯罪映画とは異なる恐怖をもたらしました。
まさに「美しくも恐ろしい歴史劇」であるといえるでしょう。
歴史劇と恋愛劇を融合させることによって
「政治の世界」に潜む危うさを示した本作と
生きて映画を見ることが出来る幸せに深い感謝を!!!。