映画に感謝を捧ぐ! 「キートンの白日夢」

 映画感謝人GHMです。

 今回はエディ・クライン監督の「キートンの白日夢」に

 感謝を捧げようと思います。

 

 B・キートン扮する主人公が

 都会で悪戦苦闘する姿を描いた本作は

 サイレントでありながら「言葉遊び」の醍醐味を体験できる作品であります。

 主人公が恋人に送った「手紙」の内容と

 主人公の現状との「微妙な距離感」によって発生する「笑い」は

 「言葉」という存在の複雑さを私に示してくれました。

 まさに「黙して(言葉)の神秘を語る作品」の一つと

 言えるのではないでしょうか。

 (壮絶にして華麗な「逃亡アクション」を味あわせてくれる点も

 うれしいです。)

 言葉と動きがもたらす「笑い」の心地よさを

 満喫させてくれた本作と

 生きて映画を見ることの出来る幸せに深い感謝を!!!。