映画に感謝を捧ぐ! 「記憶の棘」

 映画感謝人GHMです。

 今回はジョナサン・グレイザー監督の「記憶の棘」に

 感謝を捧げようと思います。

 

 亡き夫の生まれ変わりと称する少年に翻弄される

 女性の姿を描いた本作は

 神秘的映像に満ちあふれた「雰囲気映画」の雄であります。

 言葉による説明を廃し、音楽と映像だけで展開される

 「芸術的表現」の数々は

 私の想像力を大いにかき立ててくれました。

 これこそ「サスペンス風味の美術館」と呼ぶにふさわしい

 作品であると言えるでしょう。

 美しくも悲しい映像の数々を堪能させてくれた本作と

 生きて映画を見ることの出来る幸せに深い感謝を!!!。