映画に感謝を捧ぐ! 「ロード・トゥ・パーディション」

 映画感謝人GHMです。

 今回はサム・メンデス監督の「ロード・トゥ・パーディション」に

 感謝を捧げようと思います。

 マックス・アラン・コリンズの同名グラフィック・ノベルをもとにして作られた本作は

 激しくも哀しい「家族」の姿に心打たれる作品であります。

 罪に彩られた世界を生きながら「家族」を愛し

 守ろうとする男二人の友情と対決は

 私に「家族」のもつ複雑さと絆の強さを示してくれました。

 まさに「裏社会のホーム・ドラマ」と呼ぶにふさわしい作品であるといえるでしょう。

 息子を「天国」へと誘わんとする父親と

 息子を「外道の闇」へと落としてしまった父親の姿を通じて

 家族の肖像を見せてくれた本作と

 生きて映画を見ることが出来る幸せに深い感謝を!!!。