映画に感謝を捧ぐ! 「マリオネット・ゲーム」

 映画感謝人GHMです。

 今回はマイク・バーカー監督の「マリオネット・ゲーム」に

 感謝を捧げようと思います。

 

 謎の男に翻弄される夫婦の姿を描いた本作は

 緩やかな展開に秘められた

 巧妙な罠に驚かされる作品であります。

 サスペンス映画が陥りがちな「強引な筋書き」や

 「緊張感がゆるんでしまう状態」を

 観客を欺くための「罠」として活用するという独特のセンスは

 私に「予想を裏切られる快感」をもたらしました。

 まさに「短所は長所なり」を地で行く作品であると言えるでしょう。

 突っ込み所やストーリーのゆるみを逆手に取ることによって

 平和的且つ教訓的なサスペンス映画となった本作と

 生きて映画を見ることが出来る幸せに深い感謝を!!!。