映画に感謝を捧ぐ! 「ニューヨーク 最後の日々」

 映画感謝人GHMです。

 今回はダン・アルグランド監督の「ニューヨーク 最後の日々」に

 感謝を捧げようと思います。

 

 著名人のイベントを影で支える主人公の

 「特別な1日」を描いた本作は

 世界の「光と影」を感じさせる作品であります。

 「虚飾の美」に満ちあふれたスターたちの姿と

 舞台裏を生きる主人公の惨めさをクールに描くことによって生まれる

 美と哀愁にあふれた1日は

 私に「舞台裏に生きる人々」の思いに触れる機会を

 与えてくれました。

 (米ドラマ「24」とは違う形で1日という時間の重みと深さを

 表現している点も素晴らしいです。)

 まさに「宴の裏側をのぞき見る」快感と空しさを描いた

 作品であると言えるでしょう。

 「スターの世界」を支える人々の素晴らしさと悲しさを

 静かに描いた本作と

 生きて映画を見ることの出来る幸せに深い感謝を!!!。