映画に感謝を捧ぐ! 「フレンチ・コネクション」

 映画感謝人GHMです。

 今回はウイリアム・フリードキン監督の「フレンチ・コネクション」に

 感謝を捧げようと思います。

 

 ロビン・ムーアの同名ノン・フィクションをもとにして作られた本作は

 二つの要素が混ざり合うことによって生まれる化学反応が

 印象的な作品であります。

 特殊効果に頼らず、足と車を駆使した痛快アクションと

 勧善懲悪の爽快感に背を向けたストーリーが一体となることによって生まれる

 甘くて苦い物語は

 私に「正義の闘い」のスリルと空しさを同時体験する機会を

 与えてくれました。

 まさに「70年代アメリカの(痛み)を写し出す刑事アクション」であると

 

 言えるでしょう。

 荒々しい刑事と上品な犯罪者との闘いを通じて

 「正義」の有り様を問う本作と

 

 生きて映画を見ることが出来る幸せに深い感謝を!!!。