映画に感謝を捧ぐ! 「第7機動部隊」

 映画感謝人GHMです。

 今回はレスリー・セランダー監督の「第7機動部隊」に

 感謝を捧げようと思います。

 

 スティーヴ・フィッシャーのノンフィクション「向う見ず海兵隊」を

 もとにして作られた本作は

 戦争に赴く兵士たちの姿をクールに描いた

 異色作であります。

 「反戦」や「戦意高揚」といったメッセージよりも

 兵士たちの絆や葛藤に重きを置いた作風がもたらす「静けさ」は

 他の戦争映画にはない味わいを

 私にもたらしました。

 まさに「静かなる戦争映画」と呼ぶにふさわしい

 

 作品であると言えるでしょう。

 (「英雄伝」ではなく「組織」としての活躍を描いている点も

 印象的です。)

 映画的盛り上げを避け、冷静な視線で

 「戦場」を描いた本作と

 生きて映画を見ることが出来る幸せに深い感謝を!!!。