映画に感謝を捧ぐ! 「ある愛の詩」

 映画感謝人GHMです。

 今回はアーサー・ヒラー監督の「ある愛の詩」に

 感謝を捧げようと思います。

 

 身分違いの恋から始まった

 愛と悲しみの日々を描いた本作は

 「王道」のもつ魅力を最大限に引き出した作品であります。

 「恋愛劇」の王道と70年代の空気を合わせ持つ

 主人公とヒロイン

 絶妙のタイミングで流れるテーマ音楽

 (状況に応じたアレンジが成されている点も素晴らしいです。)

 恋愛悲劇の持ち味に忠実な演出・脚本が一体となることによって生まれる

 「美しくも哀しいおとぎ話」は

 私に「物語」本来の魅力を思い出させてくれました。

 まさに「恋愛映画への純愛」を感じさせる

 作品であると言えるでしょう。

 長年にわたって守られてきた「伝統的ストーリー」の素晴らしさを

 再認識させてくれた本作と 

 生きて映画を見ることの出来る幸せに深い感謝を!!!。