映画に感謝を捧ぐ! 「ニキータ(1990年版)」
映画感謝人GHMです。
今回はリュック・ベンソン監督の「ニキータ(1990年版)」に
感謝を捧げようと思います。
数奇な運命に導かれ、政府の秘密工作員となった
少女の姿を描いた本作は
愛と残酷さが一体となった異色のスパイ・アクションであります。
「闘うヒロイン」でありながら
悲しげな目をした少女と
それぞれの形で彼女を愛した二人の男が織りなす
「フランス風味のスパイ活劇」は
他のスパイ・アクションとは一味違う哀愁を
私に与えてくれました。
まさに「スパイ映画にふさわしくないヒロイン」ならではの
魅力を持った作品であると言えるでしょう。
スパイ・アクション・恋愛悲劇・「少女趣味」的感覚が
程よく混ざり合った本作と
生きて映画を見ることの出来る幸せに深い感謝を!!!。