映画感謝人GHMです。
今回はジャン・コクトー監督の「双頭の鷲」に
感謝を捧げようと思います。
ジャン・コクトーの同名戯曲を彼自身の監督・脚色によって映画化した本作は
浮世離れした世界をのぞき見る感覚を
体験できる作品であります。
作品全体を彩る風格と舞台的表現法が一体となることによって生まれる
「中世的ムード」は
私に時間を超越した「王侯貴族鑑賞の時間」を与えてくれました。
まさに「歴史をのぞき見る」作品であると言えるでしょう。
愛と陰謀渦巻く「特権階級の園」へと誘ってくれた本作と
生きて映画を見ることが出来る幸せに深い感謝を!!!。