映画に感謝を捧ぐ! 「レザボア・ドッグス」
映画感謝人GHMです。
今回はクエンティン・タランティーノ監督・出演の「レザボア・ドッグス」に
感謝を捧げようと思います。
宝石店襲撃のために集められた男たちの闘いを描いた本作は
犯罪映画の常識を揺るがず大胆な作品であります。
犯罪そのものよりも「犯行失敗後」に重きを置いたストーリーと
東洋と西洋の心が入り交じった登場人物たちが
一体となることによって生まれる「激しくも哀しい滅びの物語」は
私の心にスリル・哀愁・感動の入り交じった感情を
もたらしてくれました。
(タランティーノ監督の「趣味人」ぶりが心地良い「雑談シーン」や
安易な説明を避けることによって、想像力を高めてくれる点も
素晴らしいです。)
まさに「犯罪映画の魅力と無駄事の楽しさに満ちあふれた作品」であると
言えるでしょう。
趣味人監督Q・タランティーノの「魂の叫び」が
全編に込められた本作と