映画に感謝を捧ぐ! 「會議は踊る」

 映画感謝人GHMです。

 今回はエリック・シャレル監督の「會議は踊る」に

 感謝を捧げようと思います。

 

 1914年のウィーンに集う人々の姿を

 ユーモラスに描いた本作は

 「政治系コメディの父」と呼ぶにふさわしい作品であります。

 ヨーロッパの命運を賭けた国際会議の舞台裏を

 ドタバタ・ラブコメディ風味で描くという大胆不敵な試みは

 私に「世界を(ユーモア)の目で見ることの面白さ」と

 「政治の裏に宿る滑稽さ」を見せてくれました。

 まさに「政治を笑う」映画の根源と呼ぶにふさわしい

 作品であると言えるでしょう。

 王のそばに使える「道化」の如き存在である本作と

 生きて映画を見ることの出来る幸せに深い感謝を!!!。