映画に感謝を捧ぐ! 「緑園の天使」

 映画感謝人GHMです。

 今回はクラレンス・ブラウン監督の「緑園の天使」に

 感謝を捧げようと思います。

 

 イーニッド・バグノルドの同名小説をもとにして作られた本作は

 1本で2本分の映画を味わうことの出来る作品であります。

 ホームドラマ風味の前半とスポーツ映画風味の後半が

 互いの持ち味を生かしつつ、作品世界の幅を広げていく姿は

 私に和みとスリルに満ちあふれた時間をもたらしてくれました。

 (主人公・ヒロインを取り巻く人々の好演と

 自然・アクション映像の素晴らしさも印象的です。)

 まさに「人生」という名の障害物競走を

 明るく元気に勝ち抜いていく人々の物語であると

 言えるでしょう。

 西部劇に勝るとも劣らぬ「馬術アクション」の醍醐味と

 家族劇の心地よさを兼ね備えた本作と

 生きて映画を見ることの出来る幸せに深い感謝を!!!。