映画に感謝を捧ぐ! 「奥様は魔女(1942年版)」

 映画感謝人GHMです。

 今回はルネ・クレーヌ監督の「奥様は魔女(1942年版)」に

 感謝を捧げようと思います。

 

 270年の時を経て復活した魔女によってもたらされた

 ドタバタ騒ぎを描いた本作は

 「特殊効果型コメディの源」と呼ぶにふさわしい痛快喜劇であります。

 ラブ・コメディの王道を行くストーリーと

 

 特殊効果を駆使した「喜劇的名場面」が一体となることによって生み出される

 おかしくも哀しい物語は

 私に「特殊効果によるお笑い」の原点を見せてくれました。

 (ハッピー・エンドにささやかな皮肉が込められている点も

 面白かったです。)

 まさに「アクション風味のラブ・コメディ」と呼ぶにふさわしい作品であると

 言えるでしょう。

 悲劇からドタバタ喜劇へと向かうストーリー展開が心地良い本作と

 生きて映画を見ることの出来る幸せに深い感謝を!!!。