映画に感謝を捧ぐ! 「アラン・スミシー・フィルム」

 映画感謝人GHMです。

 今回はアラン・スミシーことアーサー・ヒラー監督の「アラン・スミシー・フィルム」に

 感謝を捧げようと思います。

 

 幻の大作映画「トリオ」の舞台裏をコミカルに描いた本作は

 他の映画にはない「オーラ」を放つ究極の怪作であります。 

 映画史に輝く俳優・女優・スタッフを集結させ

 彼らをからかう映画を作るという 

 映画界の常識を超越した試みは

 私に名作・傑作にはない妖気と

 アメリカ映画界に潜む「底知れぬエネルギー」に触れる機会を

 与えてくれました。

 (「最低脚本家」の称号に輝く異端児

 J・エスターハスならではの発想なのかも知れません。)

 本作こそ「映画としての完成度・面白さの枠を超えた存在」として

 語り継がれるべき作品であると言えるでしょう。

 無謀なまでの情熱と狂気にみちた思考で

 アメリカ映画の常識を超越してしまった本作と

 生きて映画を見ることが出来る幸せに深い感謝を!!!。