映画に感謝を捧ぐ! 「群衆(1928年版)」

 映画感謝人GHMです。

 今回はキング・ヴィダー監督の「群衆(1928年版)」に

 感謝を捧げようと思います。

 

 1900年の独立記念日に生まれた主人公

 ジョニー・シムズの人生を描いた本作は

 映像力と「人生」に対する眼力・表現力に長けた作品であります。

 巧みな映像表現によって描かれた「都会」の風景と

 私たちの人生に潜む「悲喜劇」に着目したストーリーが一体となることによって生まれる

 「現実の苦味とファンタジーの甘みを兼ね備えた物語」は

 私に「生きることの厳しさと素晴らしさ」を再認識する機会を

 与えてくれました。

 まさに「現実社会の中にこそ、感動の種が宿っていること」を

 示した作品であると言えるでしょう。

 サイレント映画ならではの表現法を最大限に駆使して

 人生の光と闇を描いた本作と

 生きて映画を見ることが出来る幸せに深い感謝を!!!。