映画に感謝を捧ぐ! 「乙女の祈り」

 映画感謝人GHMです。

 今回はピーター・ジャクソン監督の「乙女の祈り」に

 感謝を捧げようと思います。

 

 1954年のニュージーランドで発生した殺人事件を

 元にして作られた本作は

 精神力の素晴らしさと恐ろしさを感じさせる作品であります。

 驚異的な精神力によって独自の精神世界を生み出した少女たちが

 「自分たちの世界」を守るため

 現実世界のルールを超越した行動へと導かれていく姿は

 私に「肉体の枠を超えて高まっていく精神の力」に触れる機会を

 与えてくれました。

 (美しさと狂気を兼ね備えた「精神世界」の映像や

 故オーソン・ウェルズの持ち味を生かした怪奇描写も

 印象的です。)

 まさに「精神世界の広がりと暴走」を

 見事に映画化した作品であると言えるでしょう。

 鑑賞者である私の精神に介入するほどの

 美しさとエネルギーに満ちた「魂」を放つ本作と

 生きて映画を見ることが出来る幸せに深い感謝を!!!。