映画に感謝を捧ぐ! 「デーヴ」
映画感謝人GHMです。
今回はアイヴァン・ライトマン監督の「デーヴ」に
感謝を捧げようと思います。
運命のいたずらによって
アメリカ大統領の替え玉となった主人公の奮闘ぶりを描いた本作は
政治風刺劇らしからぬのどかさに包まれた
コメディ映画であります。
政治的・思想的メッセージよりも「素朴な名君像」に
重きを置いたストーリーと
I・ライトマン監督の上品な演出とが一体となって生まれる
「政治的おとぎ話」は
私を「ユーモラスな理想郷」へと誘ってくれました。
(豪華ゲストをふんだんに生かした「遊び」の数々も
素晴らしいです。)
まさに「心温まる政治風刺劇」であると言えるでしょう。
I・ライトマン監督=ドタバタ演出という私の偏見を打ち破り
上品な喜劇表現に包まれた政治風刺を見せてくれた本作と
生きて映画を見ることが出来る幸せに深い感謝を!!!。