映画に感謝を捧ぐ! 「ザ・ドライバー」
映画感謝人GHMです。
感謝を捧げようと思います。
犯罪者の逃亡を助ける「ドライバー」と
彼を捕らえようとする刑事との対決を描いた本作は
カーアクション映画の枠を超えた「激しくも哀しい対決映画」であります。
過去・内面の描写を避けているにもかかわらず
人間くささに満ちあふれた登場人物と
闇夜を貫くカーチェイスの激しさが一体となることによって生まれる
「男気あふれる鬼ごっこ」は
私に「対決」の興奮と哀愁にあふれた時間を与えてくれました。
(白黒定まらぬ「最終決着」の姿も印象的です。)
まさに「70年代的苦味」と「カーアクションの魅力」が一体となった
作品であると言えるでしょう。
W・ヒル監督ならではの男らしさと追いかけっこの醍醐味が
見事に融合した本作と
生きて映画を見ることの出来る幸せに深い感謝を!!!。