映画に感謝を捧ぐ! 「ベン・ハー(1925年版)」

 映画感謝人GHMです。

 今回はフレッド・ニグロ監督の「ベン・ハー(1925年版)」に

 感謝を捧げようと思います。

 

 ルー・ウォーレスの同名小説をもとにして作られた2作目の映画となる本作は

 歴史大作の王道を世に示した作品であります。

 膨大な数の人間を駆使した群衆シーン

 華麗にして壮絶な馬術アクション(馬が心配になるほどです。)

 迫力と伝統美にあふれた舞台

 歴史上の人物・事件を巧みに活用したストーリーが一体となることによって生まれる

 「(歴史大作)の名にふさわしい風格」は

 私を「2時間21分の時間旅行」へと誘ってくれました。

 まさに、サイレント時代の映画技術と人間・動物力を

 最大限に動員して生まれた「古の超大作」であると

 言えるでしょう。

 歴史ロマンと宗教映画の持ち味を融合させることによって

 「スペクタクル大作映画史上」における大いなる一歩となった本作と

 生きて映画を見ることの出来る幸せに深い感謝を!!!。