映画に感謝を捧ぐ! 「エンゼル・ハート」

 映画感謝人GHMです。

 今回はアラン・パーカー監督の「エンゼル・ハート」に

 感謝を捧げようと思います。

 

 ウィリアム・ヒョーツバーグの小説「墜ちる天使」を

 もとにして作られた本作は

 映画全編を彩る怪しさに魅了される怪作であります。

 闇・血・効果音・細切れ描写を駆使した作られた「怪しげな映像」

 主人公が情報を得る事によって追いつめられていく「怪しげなストーリー」

 M・ローク&R・デ・ニーロが放つ「怪しげな気配」が

 一体となることによって生み出された

 「非現実的な現実世界」は

 私に他の怪奇映画とは異なる「恐怖」の存在を見せてくれました。

 (登場人物の名前に秘められた「メッセージ」の存在も

 本作の怪しさを高めているように思います。)

 

 本作こそ「探索型怪奇映画」の称号にふさわしい

 作品であると言えるでしょう。

 映像美とメッセージにこだわるA・パーカー監督ならではの

 怪奇描写を見せてくれた本作と

 生きて映画を見ることの出来る幸せに深い感謝を!!!。