映画に感謝を捧ぐ! 「ネイビー・シールズ」

 映画感謝人GHMです。

 今回はルイス・ティーグ監督の「ネイビー・シールズ」に

 感謝を捧げようと思います。

 

 米海軍の隠密舞台「シールズ」の活躍を描いた本作は

 軽量アクション映画の枠を超えた「歴史的作品」であります。

 同じことの繰り返しによって進行していく「安定型ストーリー」

 (個人的には「リアリズムの一形態」であると思います。)

 厚みがあるように見せかけて薄味な登場人物たち

 (「感動狙い」や「安易なロマンス」によって物語が停滞することを

 防ぐための処置であると思われます。)

 論理の枠を飛び越えて「ハッピー・エンド」を生み出すエネルギーが

 融合することによって誕生した「TVドラマ風味の映画」は

 私に「映画の新しい形」を見せてくれました。

 (その一方で「アクション映画の王道」をしっかりと守っている点も

 素晴らしいです。)

 まさに「TVドラマの魅力を吸収したえいが」であると言えるでしょう。

 映画とTVの持ち味を巧みに融合させた本作と

 生きて映画を見ることが出来る幸せに深い感謝を!!!。