映画に感謝を捧ぐ! 「三十四丁目の奇跡(1947年版)

 映画感謝人GHMです。

 今回はジョージ・シートン監督の「三十四丁目の奇跡(1947年版)」に

 感謝を捧げようと思います。

 

 

 自称「サンタクロース」と彼を取り巻く人々の人間模様を描いた本作は

 

 心温まる「現実世界のファンタジー」であります。

 「サンタクロースの真偽をめぐる裁判」という荒唐無稽な素材に

 社会派的リアリズムとユーモアの調味料を加えることによって

 現実感のあるファンタジーに仕立て上げるという

 スタッフ・出演者の妙技は

 私に「ファンタジー作品におけるリアリズムの重要性」を

 

 示してくれました。

 まさに「クリスマスの夢と現実」を見事に映画化した作品であると

 言えるでしょう。

 アメリカ社会における「クリスマス」の重要性と

 人生における「想像力」の大切さをユーモラスに示した本作と

 生きて映画を見ることが出来る幸せに深い感謝を!!!。