映画に感謝を捧ぐ! 「マルクス捕物帖」

 映画感謝人GHMです。

 今回はアーチー・L・メイヨ監督の「マルクス捕物帖」に

 感謝を捧げようと思います。

 

 ホテル・カサブランカで発生した殺人事件の裏に潜む陰謀に巻き込まれた

 男たちの奇妙な活躍を描いた本作は

 サスペンス映画の衣をまとった「痛快ドタバタ活劇」であります。

 サスペンス映画の王道的ストーリーが

 マルクス三兄弟の悪ノリによって「不条理喜劇」へと変わっていく姿は

 私に笑いと驚きに満ちた時間を与えてくれました。

 まさに「二転三転の醍醐味をもたらすドタバタ・サスペンス」であると

 言えるでしょう。

 シリアスムードを破壊する「マルクス三兄弟」の大暴れが

 時と共に痛快さへと変わっていく様が心地良い本作と

 生きて映画を見ることが出来る幸せに深い感謝を!!!。