映画に感謝を捧ぐ! 「ハロウィン(1978年版)」
映画感謝人GHMです。
今回はジョン・カーペンター監督の「ハロウィン(1978年版)」に
感謝を捧げようと思います。
ハロウィンの夜に現れた殺人鬼「ブギーマン」の恐怖を描いた本作は
怪奇恐怖映画ならではの妙技を堪能できる作品であります。
「闇からの登場」・「意表を突いた動き」・「不安を煽る映像と音楽」の3要素を総動員し
さらには「3要素」を逆手に取った肩すかし的表現によって
作品全体の妖気を高めていく姿は
私に「恐怖に満ちた一夜」を与えてくれました。
(登場人物たちが往年の怪奇SF
「遊星からの物体X」を鑑賞するシーンが存在することも見逃せません。)
まさに「テクニックによって生み出される恐怖」を堪能することの出来る
作品であると言えるでしょう。
表面的な残酷さを超えた「恐怖」を見せてくれた本作と
生きて映画を見ることが出来る幸せに深い感謝を!!!。