映画に感謝を捧ぐ!「守護神」

 映画感謝人GHMです。

 今回はアンドリュー・デイビス監督の「守護神」に

 感謝を捧げようと思います。

 

 ベテラン救難士(レスキュー・スイマー)の

 激しくも哀しい日々を描いた本作は

 「非戦闘系アクション大作の雄」と呼ぶにふさわしい強豪作であります。

 

 アクション大作でありながら「感動誘発演出」を避け

 命を救う男たちの日々をクールに描くことによって生まれる

 「静かなる現実感と恐怖」は

 私に「日常的に触れることのない世界」に触れる快感と

 戦闘なきアクション映画ならではの魅力に触れる機会を

 与えてくれました。 

 (海の美しさ・無慈悲さを見事に表現した映像も素晴らしいです。)

 まさに「勧善懲悪の戦士」とは異なる勇気を持った人々の物語であると

 言えるでしょう。

 アクション大作ならではの豪快さと

 表面的な盛り上げに背を向けた冷静さを兼ね備えた本作と

 生きて映画を見ることが出来る幸せに深い感謝を!!!。