映画に感謝を捧ぐ! 「暗くなるまで待って」
映画感謝人GHMです。
今回はテレンス・ヤング監督の「暗くなるまで待って」に
感謝を捧げようと思います。
フレデリック・ノットの舞台劇をもとにして作られた本作は
サスペンスと教訓劇の魅力を合わせ持つ作品であります。
事故によって「視力」という強みを失った主人公が
研ぎ澄まされた感覚を駆使して悪漢一味に立ち向かう姿は
私に「弱点も見方次第で強みとなりうる」ことを示してくれました。
(同時に「冷静さを保つこと」・「協力者を得ること」の大切さを
示した作品であると思います。)
まさに「(お涙ちょうだい)とは異なる感動を与えてくれる作品」であると
言えるでしょう。
障害者を「哀れむべき存在」としてではなく
「健常者とは異なる(強み)を持つ存在」としてとらえる着想が光る本作と
生きて映画を見ることが出来る幸せに深い感謝を!!!。