映画に感謝を捧ぐ! 「恋はデジャ・ブ」

 映画感謝人GHMです。

 今回はハロルド・ライミス監督の「恋はデジャ・ブ」に

 感謝を捧げようと思います。

 

 終わりなき1日に翻弄される主人公の姿を描いた本作は

 ファンタジーと人情劇が一体となって生まれた「90年代のおとぎ話」であります。

 「同じ1日が繰り返される」というSF的な設定を使いながら

 謎解きや陰謀劇に走らず

 主人公と町の住人たちとの「交流」に重きを置くことによってもたらされる

 「温もりあふれる物語」は

 私に「日常のドラマ性」を再認識する機会を与えてくれました。

 (主演男優B・マーレーの「バランス感覚あふれる好演ぶり」も素晴らしいです。)

 まさに「継続の大切さと人間の善性を示した作品」であると言えるでしょう。

 繰り返しギャグの醍醐味と教訓劇の魅力を兼ね備えた本作と

 生きて映画を見ることが出来る幸せに深い感謝を!!!。