映画に感謝を捧ぐ! 「栄光のル・マン」

 映画感謝人GHMです。

 今回はリー・H・カッツィン監督の「栄光のル・マン」に

 感謝を捧げようと思います。

 

 ル・マン24時間レースに出場した主人公と

 彼を取り巻く人々の姿を描いた本作は

 「カーレース映画」ならではの魅力を感じさせてくれる作品であります。

 寄り道を避け、コース通りに進行していくストーリー

 空の変化によって「時間」を感じさせる映像表現

 (米ドラマ「24」に通じる要素を観じました。)

 迫力と現実感を兼ね備えたカーアクション

 (特殊効果満載の現代にはない「痛み」があります。)

 機械的なムードを持つ登場人物たちが一体となって繰り広げられる

 「クールな魂とホットなアクションの世界」は

 私にレース観戦気分を味あわせてくれました。

 まさに「レース的スタイルの映画」であると言えるでしょう。

 情緒に溺れず、「レース」を描くことに重きを置いた本作と

 生きて映画を見ることが出来る幸せに深い感謝を!!!。