映画に感謝を捧ぐ! 「クール・ランニング」

 映画感謝人GHMです。

 今回はジョン・タートルトーブ監督の「クール・ランニング」に

 感謝を捧げようと思います。

 

 実在のボブスレーチームをもとにして作られた本作は

 対照的な要素を見事に融合した作品であります。

 「常夏の国」ジャマイカのアスリートが冬季オリンピックに参加するという

 大胆な試みと

 スポーツ映画の王道を行く演出・ストーリーが一体のなることによって生まれる

 「痛快なるスポーツ劇」は

 私に「歴史のドラマ性」と「サクセス・ストーリーの快感」を

 同時体験する機会を与えてくれました。

 まさに「事実は小説より奇なり」を象徴する作品であると

 言えるでしょう。

 ジャマイカ魂を乗せた「ボブスレー用そり」が雪原を駆け抜ける姿と

 彼らを見守るジャマイカ人たちの姿が感動的な本作と

 生きて映画を見ることの出来る幸せに深い感謝を!!!。