映画に感謝を捧ぐ! 「ハンガー」

 映画感謝人GHMです。

 今回はトニー・スコット監督の「ハンガー」に

 感謝を捧げようと思います。

 

 ホイットニー・ストリーバーの小説「ウルフェン」をもとにして

 1983年に作られた本作は

 背徳感と映像技に満ちあふれた「神秘的怪奇映画」であります。

 永遠の時を生きるモンスターの哀愁と

 T・スコット監督作ならではの映像表現が一体となって

 美しくも残忍なNYを描く姿は

 私を愛と怪異に満ちた空間へと誘ってくれました。

 まさに「現代版吸血鬼映画」の雄であると言えるでしょう。

 後年のT・スコット監督作にはない「文学的ムード」が印象的な本作と

 生きて映画を見ることが出来る幸せに深い感謝を!!!。