映画に感謝を捧ぐ! 「コロンバインの空に」

 映画感謝人GHMです。

 今回はアーリス・ハワード監督の「コロンバインの空に」に

 感謝を捧げようと思います。

 

 1999年に発生した「コロンバイン高校銃乱射事件」によって

 娘を失った女性「ドーン・アンナ」の生涯をもとにして作られた本作は

 「静かなる重み」を持った作品であります。

 ドラマティックな盛り上げや社会派的メッセージを最小限にとどめ

 一人の女性とその家族を描くことに全力を注ぐ姿は

 私に「実話系映画の意義」を再認識する機会を与えてくれました。

 まさに「歴史的資料作」と呼ぶにふさわしい作品であると言えるでしょう。

 様々な要素に目移りすることなく「描くべきもの」を定め

 すべてをその一点に絞る姿が美しい本作と

 生きて映画を見ることが出来る幸せに深い感謝を!!!。