映画に感謝を捧ぐ! 「カー・ウォッシュ」

 映画感謝人GHMです。

 今回はマイケル・シュルツ監督の「カー・ウォッシュ」に

 感謝を捧げようと思います。

 

 LAの洗車場で働く人々の日常をユーモラスに描いた本作は

 バラエティ感覚に満ちた「日常喜劇」の雄であります。

 説教や思想の押しつけを避け

 個性あふれる男女のやりとりに重点を置くことによって生まれる

 「素朴にして心地良い人間模様」は

 私に安らぎと笑いに満ちた時間を与えてくれました。

 (作品世界を乱すことなく持ち味を発揮する挿入曲の数々も

 心地良いです。)

 まさに「平穏にして痛快なる日常」を描いた作品であると

 言えるでしょう。

 様々な葛藤・苦悩を抱えながら

 明るさと優しさを失うことなく日々を生きる人々の姿を

 軽快且つリアルに描いた本作と

 生きて映画を見ることの出来る幸せに深い感謝を!!!。