映画に感謝を捧ぐ! 「プレシディオの男たち」

 映画感謝人GHMです。

 今回はピーター・ハイアムズ監督の「プレシディオの男たち」に

 感謝を捧げようと思います。

 米軍基地内で起きた殺人事件の真相に迫る

 男たちの姿を描いた本作は

 軽量娯楽に徹した作りが心地良い作品であります。

 軽量アクションの定番要素である

 「追いかけっこ・銃撃戦・対照的な二人の捜査官・ロマンス」を

 着実に抑える堅実さと

 安易な社会批判やどんでん返しの連打に走らず

 単純明快なエンターテインメントに徹する謙虚さが一体となる姿は

 私に「娯楽アクションの王道」の魅力を再認識する機会を

 与えてくれました。

 まさに、P・ハイアムズ監督の十八番「勧善懲悪型鬼ごっこ」の醍醐味を

 満喫できる作品であると言えるでしょう。

 

 程よい上映時間・素直なストーリー・軽やかなるアクションによって

 「純粋なる娯楽の時間」を生み出した本作と

 生きて映画を見ることが出来る幸せに深い感謝を!!!。