映画に感謝を捧ぐ! 「U-571」

 映画感謝人GHMです。

 今回はジョナサン・モストウ監督の「U-571」に

 感謝を捧げようと思います。

 

 第2次大戦中に行われた「エニグマ奪取作戦」を

 もとにして作られた本作は

 冷熱が一体となった潜水艦映画であります。

 壮絶なる海戦がもたらす熱い恐怖と

 「敵の撃破」と「機密保持」という二つの目的を果たすため

 非情な選択を迫られることによって生まれる冷たい恐怖が一体となって

 大海という名の戦場を彩る姿は

 私に「知略・精神」を駆使する闘いのスリルと

 任務達成という大義のもつ残酷さ・皮肉さを示してくれました。

 まさに「激しくも静かな戦争映画」であると言えるでしょう。

 潜水艦映画の醍醐味と

 「虎穴に入る」男たちの情熱・悲哀に彩られた本作と

 生きて映画を見ることの出来る幸せに深い感謝を!!!。