映画に感謝を捧ぐ! 「男と女」

 映画感謝人GHMです。

 今回はクロード・ルルーシュ監督の「男と女」に

 感謝を捧げようと思います。

 

 哀しい過去を引きずる男女二人が織りなす

 愛のかたちを描いた本作は

 絵画的魅力に満ちあふれたラブ・ストーリーであります。

 様々な色を使い分けることによって

 「言葉以上に多くを語る」存在となった映像と

 美しさと勇壮さに満ちあふれた歌曲の数々が

 本作の持つ「純文学性」を高めていく姿は

 私に「文学映画」の魅力に触れる時間を与えてくれました。

 (変化球的な「ハッピー・エンド」を見せてくれる終幕も印象的です。)

 まさに「フランス文化の一端を示した恋愛映画」であると言えるでしょう。

 映像・音楽・ストーリーが三位一体となった姿が

 心地良い本作と

 生きて映画を見ることの出来る幸せに深い感謝を!!!。