映画に感謝を捧ぐ! 「S.W.A.T」
映画感謝人GHMです。
今回はクラーク・ジョンソン監督の「S.W.A.T」に
感謝を捧げようと思います。
1970年の米TVシリーズ「特殊狙撃隊S.W.A.T」を
もとにして作られた本作は
アメリカの「犯罪大国化」に警鐘を発した作品であります。
戦争映画に匹敵するほどの迫力と
実話系映画風味の現実感とが一体となって表現された
「警察と犯罪者との闘い」は
私に「銃社会」と「肥大化する暴力衝動」の恐ろしさを
示してくれました。
(「衣食住足りて礼節を知る」という言葉を象徴するかのような
最終決戦も印象的です。)
まさに「娯楽アクションの衣をまとった教訓映画」であると言えるでしょう。
軽快なアクション・シーンの裏に「現代アメリカの病魔」に対する
警鐘を宿した本作と
生きて映画を見ることが出来る幸せに深い感謝を!!!。