映画に感謝を捧ぐ! 「トレインスポッティング」
映画感謝人GHMです。
今回はダニー・ボイル監督の「トレインスポッティング」に
感謝を捧げようと思います。
アーヴィン・ウェルシュの同名小説をもとにして作られた本作は
ユーモアと堕落に彩られた青春映画であります。
無軌道の中に哀愁を宿したストーリー展開
幻想的且つスピーディーな映像
軽快な音楽が一体となって「激しくも哀しい罪人たちの日々」を
スクリーンに映し出す姿は
私を痛快さと悲しみの入り交じった世界へと誘ってくれました。
(主演男優E・マクレガーの「冷熱の入り交じった語り部ぶり」が
本作の味わいを高めている点も見逃せません。)
まさに「狂気と正気の間をゆく男たちの物語」であると言えるでしょう。
「悪徳の絆」によって泥沼に落ちながらも
平凡な幸せを求めてあがく男の姿を
冷徹さと優しさを持って描いた本作と
生きて映画を見ることが出来る幸せに深い感謝を!!!。