映画に感謝を捧ぐ! 「サベイランス/監視」

 映画感謝人GHMです。

 今回はピーター・ホーウィット監督の「サベイランス/監視」に

 感謝を捧げようと思います。

 

 巨大IT企業の一員となった主人公が

 秘められた犯罪を暴こうとする姿を描いた本作は

 2000年代初期を彩る「テクノロジー・サスペンス映画」であります。

 敵・味方の区別が付けがたい世界に飛び込んだ主人公が

 派手なアクションに頼らず、テクノロジーと頭脳を駆使して闘う姿は

 私に「アクション満載の陰謀劇」にはない静かなる恐怖と対決に

 

 触れる機会を与えてくれました。

 (最終決着の付け方が「平和的」である点も印象的です。)

 まさに真の意味でのテクノロジー・バトルを満喫できる

 作品であると言えるでしょう。

 「巻き込まれサスペンス」の王道と

 ネット社会ならではの恐怖を

 巧みに融合させた本作と

 生きて映画を見ることが出来る幸せに深い感謝を!!!。