映画に感謝を捧ぐ! 「沈黙の要塞」
映画感謝人GHMです。
感謝を捧げようと思います。
S・セガール扮する火消し人が
環境破壊を行う石油会社に立ち向かう姿を描いた本作は
単純明快なアクションの中に
アメリカ政府への皮肉を宿した作品であります。
「破壊と殺戮を繰り広げながら環境保護を訴える」という
アメリカ政府の「偽善的外交」を象徴するかのような主人公の活躍ぶりは
私にアメリカ映画界のもつ「批判精神」の鋭さと
「アクション映画」に秘められた意外な可能性に接する機会を
与えてくれました。
まさに「物語が作り手の意図を超えて動き出す」ことの象徴であると
言えるでしょう。
S・セガールならではの「大暴れ映画」が
皮肉の効いた社会派作品となる姿を示してくれた本作と
生きて映画を見ることが出来る幸せに深い感謝を!!!。