映画に感謝を捧ぐ! 「ゴシカ」

 映画感謝人GHMです。

 今回はマシュー・カソビッツ監督の「ゴシカ」に

 感謝を捧げようと思います。

 

 怪現象に潜む真実に迫る精神科医の姿を描いた本作は

 「暗き青」に彩られた怪奇映画であります。

 激しくも不器用な「思い」によってもたらされる物語と

 「青き映像美」が一体となるによって生まれる

 妖しくも美しい恐怖世界は

 私に恐ろしくも美しい怪奇世界を見せてくれました。

 (「逃亡アクション」としての魅力を兼ね備えている点も

 面白かったです。) 

 まさに「青の悲劇」と呼ぶにふさわしい作品であると言えるでしょう。

 恐怖描写と絵画的映像美が見事に調和した本作と

 生きて映画を見ることが出来る幸せに深い感謝を!!!。