映画に感謝を捧ぐ! 「ソルト」」

 映画感謝人GHMです。

 今回はフィリップ・ノイス監督の「ソルト」に

 感謝を捧げようと思います。

 

 二重スパイ疑惑を賭けられた女性スパイの

 孤独な戦いを描いた本作は

 

 アメリカへの皮肉に満ちたスパイ・アクション映画であります。

 「CIA・ホワイトハウス・ロシア政府が4人のスパイに振り回される」という

 大胆不敵なストーリーと

 適度なハイテクとスピード感を持った映像が一体となる姿は

 私にスリルと笑いに満ちた時間を与えてくれました。

 まさに「ブラックユーモア・スパイ・アクション」の雄と呼ぶにふさわしい

 作品であると言えるでしょう。

 かかわった人間をことごとく危険にさらしていくヒロインの

 「凶悪なる活躍」と

 長期に渡って進行していた計画がプライベートな理由によって崩れていく

 「非情にして滑稽な光景」を満喫させてくれた本作と

 生きて映画を見ることが出来る幸せに深い感謝を!!!。