映画に感謝を捧ぐ! 「神経衰弱ぎりぎりの女たち」
映画感謝人GHMです。
今回はペドロ・アルモドバル監督の「神経衰弱ぎりぎりの女たち」に
感謝を捧げようと思います。
一人の男に翻弄される女性たちの2日間を
描いた本作は
にぎやかさと哀愁を兼ね備えた恋愛喜劇であります。
不運な登場人物たちが繰り出す「言葉の洪水」と
多彩な音楽が一体となることによって生まれる「喜劇力」は
私に可笑しくも哀しい一時を与えてくれました。
(TVCMに対する皮肉が込められている点も見逃せません。)
まさに「愛と熱弁の物語」であると言えるでしょう。
力強く生きる女性たちと
彼女たちに翻弄される男性たちの姿を
ユーモラス且つパワフルに描いた本作と
生きて映画を見ることが出来る幸せに深い感謝を!!!。